(この記事は2021年10月26日に投稿されました。)
皆さんは友達と遊ぶ時にボードゲームで遊ぶことはありますか?
もし、ボードゲームに興味がある方は、8人という大人数でも遊べるとてもおもしろいボードゲームがありますのでご紹介します。
それはタイムボムです!
タイムボムとは時空警察とボマー団に分かれて、プレイヤーの誰かに配られた爆弾と解除ボタンを狙い合う正体隠匿ゲームになります。
そのため、タイムボムを一言であらわすと誰も脱落しないババ抜きみたいな人狼ゲームです!
ルールはとても簡単ですが、人狼ゲームのような要素も入っているため、考えれば考えるほど悩まされるとても面白いゲームになります。
そして最大8人まで遊ぶことができますので、大人数でするゲームにはもってこいです!
また、第3の役割であるのSPYを入れてゲームをすると、立ち回り方も変わってくるのでとても面白いです。
そこで今回はタイムボムの遊び方についてご紹介していきます。
タイムボムとは
タイムボムとは、2017年にスアークライトゲームズから発売された時空警察とボマー団の2陣営で争う正体隠匿系のボードゲームになります。
シナリオはタイムボムが爆発してしまうと時間を巻き戻してしまい、ボマー団は時間を巻き戻して悪巧み、時空警察はそれを阻止します。
ボムにはすでに火が入っているため、警察陣営は爆弾の解除を行い、ボマー団は爆弾の爆発を狙います。
かわいらしいキャラクターが特徴で、ゲームデザイナーは、MENSA会員である佐藤雄介氏となります。
商品名 | タイムボム (Time Bomb) |
---|---|
プレイ人数 | 2〜8人 |
プレイ時間 | ~30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
価格 | 1,800円 |
ジャンル | 正体隠匿系 |
メーカー | スイッチゲームズ |
タイムボムのここが面白い!
あらすじはわかったもののどこが面白いか気になりますよね?
そのため、ここではタイムボムのここが面白いというポイントについてご紹介していきます。
最大8人までで遊ぶことができる
まず1つ目は、最大8人までで遊ぶことができるということです。
ボードゲームのイメージは最大でも4、5人のイメージが強いですが、タイムボムは最大8人まで遊ぶことができます。
その為、大人数の友達とでも遊ぶことができますのでとても便利です。
また、最小2人からでも遊ぶことができますので、カップルなどにもおすすめです。
最大8人で遊べるのはスマブラ並みでとても良いですね!
パーティとかでもみんなでできて楽しそうです。
ゲームを終わるまで誰も脱落しない
2つ目は、ゲームを終わるまで誰も脱落しないということです。
人狼ゲームなどのような大多数で遊ぶことができるゲームは始めのターンや、早い段階で脱落者が出てしまいます。
しかし、タイムボムはゲーム終了まで脱落者が誰も出ないので大多数でも誰でも楽しむことができます。
脱落者が誰も出ないゲームはとてもで珍しいです。
ですので、「つまらない!」と誰も感じることなくゲームがをすることができそうですね。
毎ターン誰でもチャンスが来やすい
3つ目は、毎ターン誰でもチャンスが来やすいということです。
タイムボムは毎ターンカードを集めてシャッフルをして配り直すイベントが必ず発生します。
そのため、最後の最後でチャンスが回ってくるケースがありますので誰でも勝利の可能性が高くなります。
ターンが終わると配ったカードを集めてシャッフルするので誰でもチャンスが来やすくなります。
その為、途中で有利な状態になっていたとしても最後のターンで逆転されて負けるというケースがあります。
タイムボムの中身
タイムボムの中身は下記のようになります。
⚫︎ 役割カード
・ 時空警察 × 5
・ ボマー × 3
・ スパイ × 1
⚫︎ 導線カード
・ しーん × 31
・ 解除 × 8
・ BOOM × 1
⚫︎ その他
・ 解除チップ × 8
・ 人数早見表カード × 1
・ ニッパー × 1
・ オオタさん × 1 (2人でタイムボムをする場合のCP役)
役割カードは合計9枚あり、その内、時空警察が5枚、ボマーが3枚、スパイが1枚あります。
そして、導線カードは合計40枚あり、その内、しーんが31枚、解除が8枚、BOOMが1枚あります。
また、その他として解除チップが8枚、人数早見表カードが1枚、ニッパーが1枚、オオタさんが1つあります。
タイムボムの遊び方
ここでは、タイムボムの遊び方についてご紹介していきます。
必要なカードやチップを準備する
まずは、ゲームを行う上での必要なカードやチップを準備します。
何を何枚用意すれば良いかは、人数早見表カードで確認するようにしましょう。
解除チップは参加するプレイヤー分用意し、赤いボタンを上むきにして真ん中におきます。
役割カードは、裏返しでみんなに1枚ずつ配り、配られた人は自分がどの役割なのか確認しましょう。
人数のプレイヤーによってはあまりの役割カードが発生するのでその場合は表向きにしないでそのまま箱にしまいます。
そして、導線カードを裏返しでみんなに5枚ずつ配り、配られた人こちらもは自分がどの導線カードを持っているのか確認します。
確認できましたら、自分でも分からないようにしてランダムで導線カードを自分の手元に並べるようにしましょう。
・役割カードと導線カードは他人に教えず、誰にも見られないように確認する。
・導線カードは自分でも分からないようにしてランダムで自分の手元に並べる。
4人で遊ぶ場合は時空警察が3枚、ボマーが2枚の計5枚の中から4枚選ばれることになります。
つまり、時空警察とボマーが何人いるのか把握できなくなるのです!
ニッパーで導線カードを表向きにしていく
役割カードと導線カードを把握し、導線カードを手元に並べたらゲームスタートです。
まず、裏向きの導線カードをニッパーで指定して表向きにしていきます。
そして、何枚表向きにできるのかと思うかもしれませんが、ニッパーで表向きにできる導線カードの枚数はプレイヤーの数となります。
・一番初めにニッパーを使う人は最近ニッパーを触ったことがないプレイヤー
・ニッパーで表向きにできる導線カードの枚数は毎ターンプレイヤーの数になる
例えば、6プレイヤーがいたとするとニッパーで導線カードを表向きにできるのは毎ターン6回になります。
そして、導線カードを表向きにされた人が次にニッパーを持ち、裏向きの導線カードを指定していきます。
また、導線カードは「しーん」と「解除」と「BOOM」の3種類がありますので、表向きにした場合にそれぞれイベントが異なります。
何も起こらず、表向きにされたプレイヤーが次の導線カードを指定する。
・真ん中にある解除チップを反対にして、表向きにされたプレイヤーが次の導線カードを指定する。
・真ん中にある解除チップが全て反対になったらゲーム終了。
ゲーム終了。
それぞれイベントが異なり、表向きにしたい導線カードは役職によって変わってくるためどの導線カードを表向きにするのかみんなで話合いながら決めていきましょう。
しかし、ほんとのことを発言しているプレイヤーもいれば嘘を発言しているプレイヤーもいますので注意してください。
無駄な導線カードをめくりたくない為、話し合いで決めるのが一番の解決法になります。
しかし、BOOMを引かせようとして時空警察になりすましているボマーもいますので注意が必要です。
また、誰が何の役職なのか検討がつかないのでスリル満点です!
ターンの終了後、裏向きの導線カードをシャッフルして再び配り直す
プレイヤー回数分、導線カードを表向きにしましたらそこで1ターン目が終了します。
表向きになった導線カードは集めて箱にしまい、裏向きのである導線カードは全て回収し、シャッフルしてみんなの手元に配り直します。
その際に、1ターン目は導線カードが5枚配られたかと思いますが、2ターン目は4枚になります。
つまり、ターンが重なるたびに導線カードを1枚ずつ減らしていくようになります。
そして、導線カードが4枚の状態で2ターン目をスタートし、プレイヤー回数分の導線カードを表向きにしましたら2ターン目が終了します。
これを繰り返していきます。
ターンが重なるたびに導線カードが1枚ずつ減っていく
(1ターン目は5枚、2ターン目は4枚、3ターン目は3枚….となる)
4ターン目でニッパーを最大回数使用するとゲーム終了
4ターン目でニッパーを最大回数使用するとここで初めてゲームが終了になります。
タイムボムの各役職での勝利条件
ゲームの流れはわかったもののどのようにすれば勝利するのかまだ明確ではありまんよね?」
ここではタイムボムの各役職での勝利条件についてご紹介していきます。
時空警察の勝利条件
時空警察の勝利条件はゲーム終了までに解除チップを全て裏返すことです。
解除チップは導線カードを表向きにし、解除であれば裏返すことができます。
つまり、解除を持っている人を見つけてニッパーで表向きにしていく必要があるということです。
しかし、毎ターン表向きにできるど導線カードは制限がありますので慎重に選択していきましょう。
例えば、6プレイヤーがいたとすると解除チップは6つあり、導線カードの解除も6枚存在していることになります。
そのため、4ターン目の最後になるまで全ての解除カードを表向きにする必要があるということです。
ボマー団の勝利条件
ボマー団の勝利条件はゲーム終了までにに「BOOMカード」を引くことか解除チップを全て裏返されないようにすることです。
勝利の方法としては2通りありますので、場合によってはボマー団の方が少し有利になることもあります。
また、「今まで時空警察のように動いていたけど実はボマーだった!」みたいに、嘘をつきながらゲームに参加できるので立ち振る舞いは面白いかと思います。
導線カードのBOOMを表向きした瞬間かゲーム終了までに全て解除できなかった場合、ボマー団の勝利となります。
そのためBOOMが来た場合、「解除持っているよ」と嘘をついてわざと表向きにさせようとアピールするのも良いですし、解除を持っていても「持っていない」と嘘をつくのも良いかもです。
SPYカードを入れてタイムボムをより面白くする
タイムボムの基本は、時空警察とボマーで分かれてゲームをしますが、実はSPYという役割カードも存在します。
SPYカードを入れてゲームをすると、今までの立ち回り方から結構変化しますのでタイムボムがより面白くなります。
SPYカードとは
SPYカードとは第三の役割カードとなります。
また、キャラクターの設定は過去が変わることがないよう現場を収めることを目標として未来からタイムスリップしてきたアンドロイドになります。
もし、SPYカードを入れてゲームをする場合は、役割カードにプラスしてゲームを始めます。
SPYの勝利条件
SPYの勝利条件はBOOMを引かず、全ての解除チップを裏返しにされることなくゲーム終了を迎えることです。
つまり、何も起きないようにゲーム終了まで持っていくようにすることです。
また、SPYは単独行動になりますので立ち回り方が難しいので難易度が高めな役割です。
しかし、ボマー団の勝利条件がゲーム終了までにBOOMを引かなければならないことだけになりますので、今までの立ち回り方と変わってくるのでより面白くなります。
SPYはBOOMを引かず、全ての解除チップを裏返しにされることなくゲーム終了を迎えることがの勝利条件です。
そのため、SPYを入れてゲームをすると、時空警察とボマー団は下記の内容が勝利条件となります。
・ 時空警察: ゲーム終了までに全ての解除チップを裏返す
・ ボマー団: ゲーム終了までにBOOMを引く
タイムボムを実際に遊んでみての感想
タイムボムを実際に遊んでみましたが、結論からいうと時空警察とSPYがとても難しかったです。
時空警察だと解除カードを引くことが目標なので、解除カードは誰が何枚持っているのかという質問をするかと思います。
しかし、「誰が何のカードを持っているのか」を話し合いで決めようとしても、他の人が何の役割なのか確証がありませんので本当に信じて良いのか疑心暗鬼になります。
そして、毎ターン終わるたびにシャッフルして導線カードもランダムに配置するのでどのカードが解除なのかBOOMなのか検討がつき辛くとても考えてしまうことがありました。
逆にボマー団になると、BOOMを引くだけで勝ちになりますので、BOOMを狙いに行くことができたり、時空警察として動いて裏切ることもできたりしますので立ち回りが楽しいです。
特に味方になりすまし、裏切って勝つ瞬間はとても気持ちが良いです。
また、SPYは孤独なのでどのように立ち回れば良いか難しい印象でした。
ですので、誰が何の役割で何をしたいのかのように視野を全体的に見回し、タイミングを図った立ち回りが必要だと思いました。
導線カードが多いターンだとどの位置に何があるのか把握できませんので、導線の数が少なくなってきてからが勝負になるかと思います!
まとめ
今回はタイムボムの遊び方について紹介していきました。
2〜8人まで遊べる正体隠匿のゲームになっていますので少人数でも大人数でも遊べることができますのでとてもおすすめです!
また、絵柄がとても可愛いく、定価も1800円とお安いので気になった方はぜひ、買って遊んでみてください!