(この記事は2021年10月23日に投稿されました。)
Appleは19日、定額制音楽配信サービスApple Musicに新しいプランである「Voiceプラン」を発表しました。
結論を先に言うと、ただただ音楽を聴きたいという人には、Voiceプランがおすすめです。
VoiceプランはSiriを通じで音楽を再生する利用スタイルを想定したプランであり、月額480円で利用することができます。
しかし、画面操作での再生ができませんので、注意が必要です。
今回はApple MusicのVoiceプランについて紹介し、通常プランと比較して解説していきます。
Apple Music Voiceプランとは
Apple Music VoiceプランとはApple Musicで契約できる声だけで操作し、音楽を再生するプランになります。
今までのプランではApple MusicはiPhoneのアプリやPCの画面で音楽を再生したり、ダウンロードをしたりしていましたが、VoiceプランはSiriを通じでApple Musicで音楽を再生するようになります。
そのため、、曲のスキップや再生コントロールをすべてSiriで行います。
こちらのプランは、この秋の後半に、下記の17国で利用できるようになります。
・日本
・イギリス
・アメリカ
・オーストラリア
・オーストリア
・カナダ
・中国
・フランス
・ドイツ
・香港
・インド
・アイルランド
・イタリア
・メキシコ
・ニュージーランド
・スペイン
・台湾
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今までのプランではアプリを開いて操作をしていましたが、Voiceプランでは「Hey Siri!〇〇を再生して!」という音声による操作がメインとなります。
Apple Music Voiceプランのメリット
ここではApple Music Voiceプランのメリットについて紹介していきます。
9000万以上の曲が聴ける
まず1つ目は9000万以上の曲を聞くことができるということです。
こちらは、通常プランと同様に契約すると、Apple Music上の音楽を聴くことができます。
月額が480円ととても安い
2つ目は月額が480円ととても安いということです。
通常のプランだと月額980円ですが、Voiceプランは月額が480円となっています。
その為、毎月500円も安く、たくさんの音楽を聴くことができます。
![](http://ashitanowadai.tokyo/wp-content/uploads/2021/10/スクリーンショット-2021-09-18-16.40.22.webp)
月額が480円で同じ曲数が聴けるのはととても良いですよね!
一年で計算すると6000円もお得です!
Apple Music Voiceプランのデメリット
「Voiceプラン安くてめっちゃいいじゃん!」って思うかもしれませんが、実は罠があります。
ここではApple Music Voiceプランのデメリットについても紹介していきます。
Apple Musicの画面操作ができない
まず、1つ目はApple Musicの画面操作ができないということです。
VoiceプランはSiriを通じでApple Musicの音楽を再生するため、スマホやPCでは操作ができません。
その為、Siriをあまり使わない人にとってはとても不便になるかと思います。
全てがストリーミング再生である
2つ目は全てがストリーミング再生であるということです。
従来のプランではダウンロード機能があり、ダウンロードした曲はオフラインでも再生できますが、Voiceプランはダウンロード機能がありません。
その為、オフラインでは再生が不可で、視聴中でも通信状態が不安定なときは音が途切れ、Wi-Fi環境がない場合、通信量を食ってしまいます。
インターネットに接続した状態で映像、音声データが楽しめる再生方式。
インターネット上の観たい作品・聴きたい音楽を待たずにすぐ再生できる。
YouTubeなどの動画配信サービスなどもストリーミング再生である。
Apple MusicのVoiceプランと従来のプランとの違いを比較
ここでは、Apple MusicのVoiceプランと従来のプランとの違いを簡単に比較してみました。
すると下記のようになり、大きく違いがあるところは太字にしています。
通常プラン | Voiceプラン | |
---|---|---|
曲数 | 約9000万曲 | 約9000万曲 |
操作方法 | 画面操作 or Siriによる音声操作 | Siriによる音声操作 |
ダウンロード | できる | できない |
空間オーディオ | できる | できない |
ロスレスオーディオ | できる | できない |
歌詞表示 | できる | できない |
ミュージックビデオ | できる | できない |
値段 | 980円(税込)/月 | 480円(税込)/月 |
比較結果を見ると、機能的なところではやはり通常のプランの方が良さそうに見えます。
Voiceプランは画面操作ができないため、ダウンロードはもちろん、歌詞表示やミュージックビデオ、空間オーディオ、ロスレスオーディオの再生はできません。
しかし、480円(税込)/月で約9000万曲の音楽を聴くことができるのがやはり大きな強みですね。
聞くだけならVoiceプランがおすすめ
従来のプランと比較してみましたが、やはり毎月480円で9000万曲もの音楽が聴けるVoiceプランはすごいですね!
そして、AppleはVoiceプランの発表に合わせて第3世代のAirPodsと、カラフルなHomePod miniスマートスピーカーのラインナップも発表したので、こちらの商品とは相性が良いかと思います。
そのため、「ダウンロードとかどうでもいいから、ただただ音楽を聴きたい!」という方にはVoiceプランがおすすめです。
また、VoiceプランはCarPlayにも対応しており、運転中でも音声で音楽の操作ができますので、用途に合わせて契約したい方にもおすすめです。
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従来プランよりも500円も安いのでAirPodsを持っている人は試しにVoiceプランに切り替えてみるのもありだと思います。
しかし、ダウンロードなどができないのでしばらくするとやっぱり従来のプランが良いと言って戻す人が出来そうです。
まとめ
● Apple Music VoiceプランとはApple Musicで契約できる声だけで操作し、音楽を再生するプラン
● Apple Music Voiceプランのメリットは9000万以上の曲が聴けることと、月額が480円ととても安いことである
● Apple Music VoiceプランのデメリットはApple Musicの画面を操作できないことと、全てがストリーミング再生ということである
● Voiceプランはただただ音楽を聴きたい人や用途に合わせて契約したい人におすすめ