【AirPodsの第3世代】Proや従来モデルとの違いについて解説!

(この記事は2021年10月20日に投稿されました。)

Appleは10月19日、AirPods(第3世代)を発表しました。

Apple Storeでは同日より注文受付を開始し、来週10月26日に発売されます。

結論を先に言うと、スペック的にはやはりAirPods Proの方が高く、(AirPods(第2世代) + AirPods Pro) ÷ 2の位置になるかと思います。

また、AirPods(第3世代)の発表により、第2世代が値下がりしますのでこちらもお得です。

今回はAirPods(第3世代)について紹介し、AirPods Proや従来モデルとの違いについて解説していきます。

AirPodsとは

AirPodsとはAppleから発売されたワイヤレスイヤホンになります。

イヤホンマイクの機能以外にも、本体をタップすると音声アシスタントのSiriを利用でき、iPhoneに特化しています。

AirPodsは2016年12月に第1世代発売されましたが、いまだに人気が衰えることはないワイヤレスイヤホンです。

現在では、第3世代の発売が発表され、10月26日に発売が開始されます。

Sossy

外を歩いていると耳に白いイヤホンをつけている人をよく見かることから、ほとんどの方がAirPodsを使用しています。
ちなみに僕は、第2世代のAirPodsを使用しています。

AirPods(第3世代)で変わったこと

ここではAirPods(第3世代)で変わったことについて紹介していきます。

AirPods自体のデザインが変更された

AirPodsイヤホン自体のデザインが変更されました。

第2世代と比べると大きく変わっていますよね。

縦長から横長に変わったことにより、見た目はAirPods Proに寄ったデザインになっています。

Sossy

デザインがAirPods Proみたいでカッコいいですね!
また、耳にフィットしやすそうです。

感圧センサーを搭載している

第2世代まではダブルタップの操作がメインでしたが、第3世代では感圧センサーを搭載しているため、曲の再生、一時停止、早送り、さらに電話への応答と通話終了を別々にコントロールすることができます。

そのため、操作方法がAirPods Proとほとんど同じになります。

Sossy

別々にコントロールすることができるのは良いですね!
これで誤作動とかなくなりそうです。

空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングを搭載している

空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングを搭載することで音楽を聴く時も、テレビ番組や映画などを観る時も、あらゆる方向から飛んでくるサウンドに包まれるような感覚になります。

また、新しいAAC-ELD音声コーデック技術を採用し、空間オーディオがFaceTimeにも対応したので、グループFaceTime通話がこれまでになくクリアに聞こえます。

耐汗性能と耐水性能の両方を搭載している

イヤフォンと充電ケースはIPX4の対汗耐水仕様となっているため、耐汗性能と耐水性能が搭載されています。

そのため、汗をかいた状態での運動や雨で濡れても安心です。

Sossy

第2世代までは耐汗性能と耐水性能がなかったのですが、第3世代で搭載されるようになりました!
とてもありがたいですよね。

バッテリーが6時間に拡張

バッテリー持続時間はイヤホン単体で最大6時間まで使用することができます。

そして、充電ケースは追加で4回の充電が可能で、組み合わせるとで最大30時間、バッテリーが持つようになります。

また、5分の充電で1時間使える急速充電にも対応しています。

風の音を低減することが可能

左右のイヤーバッドに内蔵したマイクを特別なアコースティックメッシュで覆うことで通話中に風の音を最小限に抑えることができます。

そのため、どのような状況でも声が相手に大きくはっきりと聞こえます。

Sossy

風が吹いている時に通話すると、風の音が入って聞き取りにくいことがあるので、それを低減してくれるのはありがたいです。

AirPods(第3世代)と従来のAirPodsの違いを比較してみた

ここでは、AirPods(第3世代)と従来のAirPodsの違いを比較してみました。

AirPods(第3世代)とAirPods Pro、AirPods(第3世代)とAirPods(第2世代)でそれぞれの違いを比較してご紹介します。

AirPods(第3世代)とAirPods Pro

まずは、AirPods(第3世代)とAirPods Proの違いを比較してみます。

すると下記のようになり、大きく違いがあるところは太字にしています。

AirPods(第3世代)AirPods Pro
カラーホワイトホワイト
サイズや重量など・高さ
30.79mm
・幅
18.26mm
・厚さ
19.21mm
・重量
4.28g
・高さ
30.9mm
・幅
21.8mm
・厚さ
24.0mm
・重量
5.4g
充電ケースMagSafe充電ケースMagSafe充電ケース
チップセットH1チップH1チップ
コントロール・1回押して再生/一時停止/電話に応答
・2回押して次の曲にスキップ
・3回押して前の曲にスキップ
長押しでSiri起動
・Hey Siriで操作が可能
・1回押して再生/一時停止/電話に応答
・2回押して次の曲にスキップ
・3回押して前の曲にスキップ
長押しでアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを切り替え
・Hey Siriで操作が可能
再生時間1回の充電で最大6時間
(空間オーディオ有効時は最大5時間)
1回の充電で最大4.5時間
(アクティブノイズキャンセリング・外部音取り込みモード無効時は最大5時間)
再生時間(充電使用時)最大30時間24時間以上
耐汗耐水性能あり(IPX4)あり(IPX4)
オーディオテクノロジー・アダプティブイコライゼーション
・専用の高偏位ドライバ
・専用のハイダイナミックレンジアンプ
・空間オーディオ
・ダイナミックヘッドトラッキング
アクティブノイズキャンセリング
外部音取り込みモード
均圧のための通気システム
・アダプティブイコライゼーション
・専用の高偏位ドライバ
・専用のハイダイナミックレンジアンプ
・空間オーディオ
・ダイナミックヘッドトラッキング
センサー肌検出センサー
・動きを感知する加速度センサー
・音声を感知する加速度センサー
・感圧センサー
デュアル光学センサー
・動きを感知する加速度センサー
・音声を感知する加速度センサー
・感圧センサー
同梱物AirPods
・MagSafe充電ケース
・Lightning – USB-Cケーブル
・マニュアル
AirPods Pro
・MagSafe充電ケース
・Lightning – USB-Cケーブル
・マニュアル
シリコーン製イヤーチップ(3サイズ)
値段23,800円(税込)30,580円(税込)

比較結果を見ると、バッテリー時間や値段に多少の違いが見られます。

そして、2つモデルの大きな違いはアクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモードがあるかないかになるかと思うのでスペックはAirPods Proの方が良さそうです。

そのため、高機能を求める方はAirPods Pro、値段を気にするがそこまで機能を求めてない方にはAirPods(第3世代)をおすすめします。

AirPods(第3世代)とAirPods(第2世代)を比較

次に、AirPods(第3世代)とAirPods(第2世代)の違いを比較してみます。

すると下記のようになり、こちらも大きく違いがあるところは太字にしています。

AirPods(第3世代)AirPods(第2世代)
カラーホワイトホワイト
サイズや重量など・高さ
30.79mm
・幅
18.26mm
・厚さ
19.21mm
・重量
4.28g
・高さ
40.5mm
・幅
16.5mm
・厚さ
18.0mm
・重量
4g
充電ケースMagSafe充電ケース充電ケース
チップセットH1チップH1チップ
コントロール1回押して再生/一時停止/電話に応答
2回押して次の曲にスキップ
3回押して前の曲にスキップ
長押しでSiri起動
・Hey Siriで操作が可能
ダブルタップで再生/次の曲にスキップ/電話に応答
・Hey Siriで操作が可能
再生時間1回の充電で最大6時間
(空間オーディオ有効時は最大5時間)
1回の充電で最大5時間
再生時間(充電使用時)最大30時間24時間以上
耐汗耐水性能あり(IPX4)なし
オーディオテクノロジーアダプティブイコライゼーション
専用の高偏位ドライバ
専用のハイダイナミックレンジアンプ
空間オーディオ
ダイナミックヘッドトラッキング
なし
センサー肌検出センサー
・動きを感知する加速度センサー
・音声を感知する加速度センサー
感圧センサー
デュアル光学センサー
・動きを感知する加速度センサー
・音声を感知する加速度センサー
同梱物・AirPods
MagSafe充電ケース
Lightning – USB-Cケーブル
・マニュアル
・AirPods
充電ケース
Lightning – USB-Aケーブル
・マニュアル
値段23,800円(税込)16,800円(税込)

比較結果を見ると、こちらもバッテリー時間や値段に多少の違いが見られます。

そして、オーディオテクノロジー面や耐汗耐水性能の面では大きな違いがあるので、スペックでは絶対AirPods(第3世代)の方が良いです。

しかし、値段に関しては第2世代の方が安いので狙い目です。

そのため、安さを求める方は第2世代、機能を求める方には第3世代をおすすめします。

AirPods(第3世代)の発売により、第2世代が値下げ

実は、AirPods(第2世代)の値段は元々19,800円(税込)なのですが、AirPods(第3世代)の発売により、第2世代が3000円値下げされました。

AirPods(第3世代)の価格は2,3800円(税込)となっており、7000円の差になります。

「安いから第2世代がお買い得だ!」と思うかもしれませんが、第3世代の方がデザインや機能がAirPods Proに近くなっているので7000円でProのスペックを味わえるのも良いかと思います。

Sossy

第2世代から7000円プラスすることででProのスペックを味わえるのはとてもいいですね。
僕もしばらく使ってきたのでこのタイミングで買い換えようかなって思いました!

まとめ

● AirPods(第3世代)で変わったことは下記の6つである
AirPods自体のデザインの変更
感圧センサーを搭載
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングを搭載
耐汗性能と耐水性能の両方を搭載
バッテリーが6時間に拡張
風の音を低減することが可能

● AirPods(第3世代)とAirPods Proとの大きな違いはアクティブノイズキャンセリング、外部音取り込みモードがあるかないかである

● AirPods(第3世代)とAirPods(第2世代)の大きな違いはオーディオテクノロジー面や耐汗耐水性能があるかないかである

● AirPods(第2世代)の値段は元々19,800円(税込)であるが、AirPods(第3世代)の発売により、第2世代が3000円値下げされた