【トランプ】マークや絵柄に隠された本当の意味について解説！

(この記事は2021年9月22日に投稿されました。)

皆さんも友達が家に遊びにきた時や、暇な時にトランプをして遊ぶことがあるかと思います。

普通に使っているトランプですが、どうしてスペード、ダイヤ、ハート、クローバーなのか考えたことがありますか？

実は、トランプのマークにはそれぞれ意味があります。

また、トランプのKやQ、J、ジョーカーなどの絵柄カードにも意味があり、モデルとなった人物がいるのです。

今回はトランプのマークや絵柄にある本当の意味について解説していきます。

トランプとは？

トランプとは、1から13の数字が書かれたスペード、ハート、ダイヤ、クラブの各13枚とジョーカー2枚の計54枚のカードが1束になっているカードです。

皆さんも、家族や友達と時間がある時は遊んだことがあるかと思います。

またトランプの代表的なゲームとして、ババ抜きや七並べ、神経衰弱、ポーカー、大富豪などの多くのゲームや、占い、手品など幅広く使用することができます。

トランプの起源は諸説ありますが、古代エジプトであるという説や、中国であるという説がありますが、
Wikipediaで調べると、やはり中国からと言う説が有力となっています。

起源は諸説あり、古くは古代エジプトに由来するとする説などが存在していたが、現在中国説が最も有力であり、また、全て東方に発生したものが欧州に移入されたとする点では一致している。これら東方に発生したものを西アジア方面から復員した十字軍やサラセン人などの手によって欧州に伝えられた可能性が高い。

出典: Wikipedia

この説を見ると、中国などで発祥されたものがヨーロッパに伝わったとされています。

また、現在のスペード、ハート、ダイヤ、クラブのマークが描かれたカードは15世紀頃にフランスで作られるようになり、
日本には16世紀頃にポルトガル人から伝えられたといわれています。

その為、ポルトガル人が種子島で鉄砲をもたらしたタイミングでトランプも伝わったのではないかと思います。

僕は、ヨーロッパのイメージがあったのですが、まさか中国が有力なのは意外です。
16世紀ですので織田信長が生きていた時から既にトランプが存在していたことになりますね。

トランプのマークにもそれぞれ意味が存在し、中世の身分制度の象徴や季節を示しているといわれています。

その為、トランプのマークの象徴や季節をそれぞれ紹介していきます。

スペードのマークは「剣」を象徴しており、剣から連想される「騎士」の意味を表しています。
また、「死」という意味でも表されることがあり、季節は「冬」となります。

ダイヤのマークは「貨幣」を象徴し、貨幣から連想される「商人」の意味を表しています。
また、「お金」という意味でも表されることがあり、季節は「夏」となります

ハートのマークは「聖杯」を象徴し、聖杯から連想される「僧侶」を表しています。
また、「愛情」や「情熱」という意味でも表されることがあり、季節は「秋」となります。

クラブは「こん棒」を象徴し、こん棒から連想される「農民」を表しています。
また、「知恵」や「学問」と言う意味でも表されることがあり、季節は「春」となります。

もしかしたら、「愛」を示すハートもトランプからきているかもしれませんね。

トランプは各マークに意味がありましたが、K(キング)、Q(クイーン)、J(ジャック)、ジョーカーの絵柄カードにはモデルとなった人物がいます。

その為、ここでは各カードの絵柄カードのモデルとなった人物について紹介していきます。

マークそれぞれのK(キング)のモデルとなった人物たちは下記となります。

マークそれぞれのQ(クイーン)のモデルとなった人物たちは下記となります。

マークそれぞれのJ(ジャック)のモデルとなった人物たちは下記となります。

J(ジャック)の意味	家来・召使い・船乗り・労働者
スペード	オジェ・ル・ダノワ(シャルルマーニュの騎士)
ダイヤ	ヘクトール(ギリシャ神話の戦士、トロイ王国の王子) ※カール大帝の12人の勇士のひとり「ローラン」という説もある
ハート	ラ・イール(シャルル7世の傭兵隊長)
クラブ	ランスロット(アーサー王に仕えた円卓の騎士)