【ONE PIECE】ゴールド・ロジャーのあのセリフは有名な海賊の名言がモデル?

(この記事は2021年9月11日に投稿されました。)

「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる・・・。探せ!この世の全てをそこに置いてきた!」

ワンピースを読んでいる人やアニメを見ている人なら一度は聞いたことがあるかと思います。

このセリフですが、実は「ウィリアム・キッド」という実在した海賊の名言がモデルになっています。

今回はワンピースでも有名なゴール・D・ロジャーの名言のモデルになったウィリアム・キッドについて紹介していきます。

ONE PIECE(ワンピース)とは

ONE PIECE(ワンピース)とは「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて1997年34号より連載中である尾田栄一郎さんによる大人気の少年漫画作品となります。

主人公であるモンキー・D・ルフィーがゴムゴムの実という悪魔の実を食べ、海賊王になるために仲間と主に冒険する物語です。

現在、ワンピースは漫画が100巻を超え、全世界累計発行部数が、4億9000万部を突破しました。

海外では57以上の国と地域で流通していることから、日本だけでなく世界にも人気ある漫画作品となっております。

モデルとなった有名な海賊はウィリアム・キッド

それでは、ゴールド・ロジャーのセリフのモデルとなった有名な海賊とは誰でしょうか?

それは「ウィリアム・キッド(キャプテン・キッド)」という海賊となります。

ここでは、「ウィリアム・キッド」という海賊について少しだけ紹介します。

ウィリアム・キッドとは

ウィリアム・キッドはスコットランド生まれの私掠船、海賊船の船長です。

ウィリアム・キッドは、「17世紀に世界の海を荒らしまわった海賊」として有名であり、アドベンチャー・ギャリー号でアメリカやヨーロッパ、アフリカなどさまざま大陸へ向かっては船を襲っていました。

そして、マダガスカルのサント・マリー島で船を盗み海賊として活動しているロバート・カリファドとに出会い、互いに物品を送りあったようです。

しかし、1698年、キッドはマダガスカル島で乗組員とのトラブルからアドベンチャー・ギャリー号に火を付けた上で放棄し、ニューヨークに戻ったところで捕らえられ、1701年、ロンドンで絞首刑になったようです。

その際に「自分はある場所に財宝を隠している」と叫び、その場所を説明しようとしたが、処刑人はそれを無視してキッドを処刑してしまいました。

後にこの言葉がゴールド・ロジャーのあのセリフとなりました。

ウィリアム・キッドが隠したお宝の場所はマダガスカル

2015年にウィリアム・キッドが隠したお宝がアフリカのマダガスカル沖で見つかったというニュースがありました。

ウィリアム・キッドが乗っていた「アドベンチャー・ギャリー号」とみられる沈没船を発見し、その中から50キロの銀の延べ棒が見つかったと発表されています。

まだ、ウィリアム・キッドのお宝であるとは確定はされていませんが、サント・マリー島で物資の送り合いをしていたことからウィリアム・キッドのお宝で間違いないかと思います。

ウィリアム・キッドが隠したお宝は日本にもある可能性がある

先ほどウィリアム・キッドが隠したお宝がマダガスカルで見つかったというニュースがあったとお伝えしましたが、ウィリアム・キッドが隠した一部の財宝が日本に眠っていることから日本にもお宝を隠している可能性があります。

場所はほとんど特定されており、その場所とは鹿児島県の「宝島」です。

なぜ、鹿児島県の宝島なのかというと、ウィリアム・キッドが描き残したと伝えられる宝島の地図が実際の宝島そっくりだったからです。

しかし、未だにお宝は見つかっておらず、迷宮入りとなっています。

宝島の場所はこちらとなります。

まとめ

⚫︎ワンピースのゴールド・ロジャーのセリフのモデルとなった有名な海賊とはウィリアム・キッド(キャプテン・キッド)である

⚫︎ウィリアム・キッドは海賊だった時、船を襲ってはサント・マリー島で物品を送り合っていた

⚫︎鹿児島県の宝島にウィリアム・キッド財宝が眠っている可能性がある